道路拡張に伴う墓地移設工事

皆様、お寺様の墓地移設工事の現場を見たことがありますか? 通りすがりに現場を目にしても、気にかけて見るということはないのではないでしょうか。今日は私の「素人目線」で見てきたことを少しご紹介します。
現場は、山形市七日町五丁目「白鳥山 明善寺」様です。
 明善寺全景
簡単に明善寺様の紹介をしたいと思います。日本建築の第一人者、山形県米沢市出身の伊東忠太博士が設計した本堂と左右に鐘堂を配したユニ-クな構造の「浄土真宗」の寺院です。*住職 16世 鈴木幹雄 *宗派 浄土真宗 本願寺派 *創立 寛永7年(1630) *本尊 阿弥陀如来
道路拡張に伴い墓地の一部が道路にかかる為、参道と石垣と墓地の一部を奥に移設することになり、現在移設工事が進行中です。
まず、石垣の移設です。
 石垣積1
 石垣積2
石垣の石積みは、並みの職人さんではできない難しい仕事です。写真の職人さんは、石積みでは名の知れた石工石沢さんです。解体した石は一度別の場所に保管され、新しく石垣を積む所の準備ができたところで、解体した石を使って石垣復元工事が始まります。復元すると一言で言っても、同じような石がいっぱ~いあるわけです。それを元の状態に積み上げなければならないのです。崩れてこないようにセメント等を一切使ったりはしていません。あくまでも石だけで動かないように積み上げて復元していくのです。まさに職人技です。
石垣積完成
 
山門の屋根も新しく銅板葺きです。これは屋根葺きの職人さんの仕事です。これも見事です。
 明善寺山門
お墓の移設は、我々の職人さんの仕事です。最初に移設する全ての墓石を壊さないように気を遣いながら全部解体し、一度別の場所に保管します。それから整地された墓地に墓石復元工事となります。これも一基一基復元する大変な仕事です。
墓地復元 
墓地を見渡すと、昔ながらの墓石がたくさんあります。石づかいは棹が黒い石で下台は白い石で建てられています。どうして黒と白の石づかいをしているのかと疑問に思うのですが、「それは、昔のはやりダベ!」と聞いたことがあるようなないような。しかし、それには山形ならではの事情があったようです。ここでその事情を紹介しませんが、気なる方はご連絡ください。私が聞いた事情とやらをお話します。
ここで、ブログをお読みいただいている方だけに、特別「※明善寺様の空き墓地情報」です。明善寺様では、墓地移設工事とともに墓地造成工事も行っております。今年中に完成予定です。宗派が浄土真宗で墓地をお探しの方は「一休さんのナイガイ」までご連絡ください。
墓地移設工事の様子をご紹介いたしました。
 

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