震災から学んだ祈りと責任

東北地方太平洋沖地震、今でもあの恐怖の瞬間がよみがえります。
2015年3月11日、都内からの出張の帰り道、車のラジオは追悼の手記を読み上げていました。心が痛くなり、こみ上げるものがありました。震災に遭われた方々の心の傷は深く、いまだに癒されていない。
あの大震災から丸4年がたった今、  「今の現状をこの目で確認したい」 そんな思いに駆られ、私は6号線へとハンドルをきっていました。
6号線は二輪車以外は通行可能となり、物流のトラックが頻繁にすれ違います。何の変化も感じられない「結構戻ってるのかな?」そう思いつつ車を進める。ナビゲーションが原発に徐々に近づく。  
何かが違う・・・人が居ない!・・・。
道路沿いの民家の入り口は、すべてバリケードが張られ入れなくなっています。
目の前に自分の家があるのに帰れない。それが現状の様でした。
荒廃していく建物を見ると、明らかに地震での被害ではありませんでした。
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ここには二つの災害が一度に来てしまったのです。心が痛くなります。
便利な生活を望んだ代償がここにはありました。申し訳ない。そんな気持ちがこみ上げます。
帰還困難 
津波の被害はどうなってるのだろうか。そう思い海岸沿いへ車を走らせました。
海岸近くの、集落があったであろう地域に差し掛かると、
いまだに破壊された状態の民家が、そこら中に点在しています。
進まない復興に、苛立ちさえ覚えました。

何も無くなってしまった海岸・・・
除去された土の入った黒い袋が山積みされています。
その片隅には、まだ元に戻せないお墓が多数残されてありました。
「なんと言うことだ・・・」絶句してしまいました。
それでも、倒れた竿石を起こして新しい花が飾られています。「故人を偲んで、ここに会いに来たんだな・・・」
思いはまだここにあるのです。早く戻してあげたい。
亡くなられた方への思いやご先祖様への思い、どんなに被害に遭ったとしても、思いはここに残っているんだ。
早く穏やかな気持ちで、お墓参りが出来る日が来ることを祈るばかりでした。
倒れた石塔  

災害に遭われた方々はもちろん、私たちも力を合わせて行こうではありませんか!
その手伝いを少しでもやらなければと心に誓い、帰路に着きました
がんばれ東北!がんばれ日本!

復興への思い
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